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アリバイ会社で源泉徴収の年末調整に必要な源泉徴収票を発行

年末調整に必要な源泉徴収票を発行したくても、職業柄発行しにくいケースがあります。
中には、自身の所得を証明するために徴収票を偽造するケースもあります。
そのようなことを防ぐために利用されるのが、アリバイ会社と呼ばれる会社です。
アリバイ会社とは、一般的な社会的地位（収入・勤務先・雇用形態など）を装い、手続きに必要な各種書類を発行してくれる会社を指します。
主に、水商売や風俗関係の関係者が利用しています。
一昔前までは、法人登録がされているだけのペーパーカンパニーが多くありましたが、最近では、実際に営業を行っている会社も存在しています。
しかしながら、アリバイ会社を使って身分を偽造することは、万が一素性が判明した場合揉め事に発展します。
もし偽造がバレたとしても、会社が責任を取ってくれる可能性は非常に低く、最悪の場合、連絡がつかなくなることもあります。
年末調整をきちんと行うためにも、身分を偽ることなく、正当なルートで源泉徴収票を発行してもらいましょう。

アリバイ会社の源泉徴収票の作成では扶養家族の内容も必要

源泉徴収票は、法人に勤務している正社員・派遣・バイトやパートなどで年度末に雇用側から発行する収入・税金・社会保険の支払い・控除内容を証明したものです。
個人の自営業で法人でなくても発行可能で、個人で身内の人へ見せるためならアリバイ会社へ依頼すると勤務先・収入・扶養家族などの内容をしていすることで代行で作成してくれます。
一般企業とアリバイ会社が作成するものでの違いは、社会保険料控除欄へ金額の記載があるかないかで、一般企業に勤めているなら殆どの人は社会保険へ加入し、毎月の給与から天引きされてます。
持っている保険証の下にも自分が勤めている会社名が記載されていて、賃貸の管理会社は保険証を見るだけで会社員だとすぐに判断し審査も通ります。
アリバイ会社を利用する人だと、社会保険に加入してなく持っている保険証は両親の扶養に入っている保険証または、国民健康保険です。
そのため源泉徴収を作成しても社会保険料控除欄へ金額は記載出来ず、審査が厳しい管理会社だと社会保険に入ってないのかと思い、課税証明書を請求することもあります。